外壁塗装の必要性
外装部分は新築住宅費用の約7割
外壁リフォームとは屋根はもちろんのこと、雨樋・破風・軒裏・外装材・玄関ポーチ・基礎コンクリート・構造体などを含めた部分を新築状態に近づけることを意味します。
これらの部分は新築住宅を建てたときの金額の約7割を占める大部分なのに対し、内装工事にかかる費用は全体の約3割程度にとどまり、外壁部分は家の要と言えます。
2,000万の新築を建てた場合
<外装工事>
屋根 | 350万 |
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構造体 | 350万 |
窓 | 200万 |
外壁 | 400万 |
基礎 | 100万 |
合計 | 1,400万 |
<内装工事>
断熱材引き込み | 20万 |
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内装ボード材 | 60万 |
クロス | 60万 |
照明器具 | 40万 |
フローリング | 60万 |
ドア | 60万 |
風呂・洗面台・トイレ・キッチン | 300万 |
合計 | 600万 |
家の天敵!
湿気と水分
住まいの寿命はどれくらいかご存知ですか?一番耐用年数が長いとされるのは鉄筋コンクリート構造で約60年です。木造軸組工法や木造枠組工法の2×4、プレハブも耐久性を上げ、塗装をしっかり行えば、遜色はありません。しかし、外壁の防水力が損なわれてしまうと雨風が流入して、構造体が湿気と水分にやられてしまいます。
木造は腐ったり、夏暑くて冬寒いなどの室内温度の不合理性が起こったりします。
木の含水率は耐久性、耐震強度、快適性と強い結びつきがあり、含水率が高い木材とは言葉を変えると地震に弱く、腐朽菌が発生しやすい、人体に悪影響なものと言えます。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造でも、水分と湿気によって錆びて、構造の安全性が著しく損なわれてしまいます。
外壁の防水力が下がることによる影響は様々です。
耐震性の低下
阪神淡路大震災後に見直された耐震補強は、家を建てる際に必ず考慮される項目となりました。 しかし、一度立ててしまった住宅においては、外壁塗装をして木材の含水率を下げることが、大規模な構造補強に比べ安価で、住んでいる人にも負担が少ない耐震補強の一つとなります。
人体に与える影響
木の含水率が高くなると、腐朽菌の温床となり、人体に悪影響を与えます。 吸入アレルギーの代表と言われる気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アレルギー性皮膚炎、じんましんの要因となり、大気汚染物質、ハウスダスト、ダニ、花粉と肩を並べます。 特に子供への影響が大きく、小児気管支喘息の原因はダニに次いでカビが第2位と言われています。
断熱材の腐食
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断熱材は綿状になっており、空気層を作ることで断熱効果を発揮します。
しかし、構造上仕方のないことですが、水を蓄える性質があります。
水を吸うと空気層が減り、断熱力の低下に伴い室内が高湿度になるばかりではなく、外壁劣化が進むにつれ年々自重が増え、重みに耐え切れなくなった断熱材が下に落ち、空洞化が生まれてしまいます。
その結果、サッシ周りに結露が増えていくのです。
外壁が痛む理由
トタン
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新築時
鉄素材に工場での亜鉛メッキ、何度かの吹付塗装による加工が成される
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耐久性
15~25年
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傷みの症状・理由
防水力が低下し農薬、潮風、雨風、日光、などによりトタン(鉄)が錆、赤錆、白錆、止め釘の錆び及び浮きが起こる。
モルタル
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新築時
現場による吹付及び手作業によるローラー工法塗装
※手作業によるローラー工法は非常に少ない
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耐久性
5~15年
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傷みの症状・理由
防水力が低下するとモルタルが吸水し冬場気温がマイナスになるとモルタル内の水が凍る事により、体積が増えモルタルが割れる。 またモルタルを壁に定着させる為に使用するラスメッシュ(網状の針金)が錆びる事で約1.5~2倍の太さになりモルタルが割れる。
窯業系サイディング
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新築時
工場による何度かの吹付塗装
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耐久性
10~15年
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傷みの症状・理由
防水力が低下すると板が吸水し壁内が高湿度になり内外の湿度差により変形し、隙間から直接雨水が壁内に入り更に劣化を早め吸水乾燥、収縮を繰り返す事で板が腐食していく。 モルタルのように板が凍り割れる事もよく見受けられる。
金属サイディング
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新築時
高温による焼き付け・塗装
※ 建築基準法廷認可されている
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耐久性
15~20年
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傷みの症状・理由
金属サイディングは他の外壁材と少し違い、施工業者がメンテナンス不要と言う売込みから、施主が一切必要ないと思い込むという落とし穴がある。 外壁材の全てが塗装を施してあり、劣化しない物質はなく、塗膜の劣化、錆、変形、内部ウレタンの劣化による空洞化などが起こる。
木材
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新築時
現場での刷毛塗装
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耐久性
5~10年
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傷みの症状・理由
湿気により、シロアリ・カビが発生する。木造住宅に被害を及ぼすシロアリは細胞壁のセルロースを摂取し、湿気の多い所を好むので、湿度が高い日本の気候には、シロアリ・カビが発生しやすい。 また、新築時に乾燥が十分でない木を使用すると、乾燥するにつれて木材繊維が収縮し、変形の原因となる。
コンクリート
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新築時
現場によるコンクリート塗装
※ 学校、高速道路の高架橋によく見る
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耐久性
10~15年
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傷みの症状・理由
コンクリートには「毛細管空隙」と呼ばれる細かい隙間が多数あり、そこから水、酸素、二酸化炭素、塩化物イオンなどが入り込み劣化につながる。 多くの場合は水が関係しており、内部の水が氷になることで体積が膨張し、コンクリートが中から割れ、ひび割れが発生することで、鉄筋が錆びやすくなる。
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